2022年乱高下でなかなか難しい局面が続きますね・・。
ウクライナ情勢、そしてパウエル議長のタカ派発言、など3月はイベントが盛りだくさんでした。
特に「円安!」。今年は米利上げで円安は進むはみていて、昨年末にドル転はしてたんですが、それにしても急速でした!
また米株価も3月下旬はまさに総悲観という市場環境でしたが、そうした中で回復してきました。
たりくんのポートフォリオは、年初来高値を更新しました!!(パチパチ)
さて、さっそく今月の運用状況と、現在のポートフォリオを見てみましょう。
2022年3月末のポートフォリオのまとめ
- 3月は年初来高値更新!インデックスよりアウトパフォーム
- インデックス7割強。グロース株と仮想通貨が押し上げ
- 今年はちょい買い戦略。3月FOMCは利上げ25bp。実施後は安心感で上昇する可能性あり
目次
3月の実績は年初比+2.2%!(年初来高値を更新!インデックスもアウトパフォーム)
まずは2022年2月末時点の実績ですが、前月比+5.6%、年初来では+2.2%でした。
月前半は売りたくなる誘惑にかられましたが、グッと我慢して正解でした!(キャッシュ比率は38%→34%)
結果は円安の恩恵もありかなりのプラスに!
なお、主要なインデックスは3月末は下記の結果でした
主要なインデックスを超える運用成績(≒アウトパフォーム)できたのは素直にうれしいです。
しかしSP500も円建でみるとすでに年初来高値なんだよね。。
恐るべし、バフェットおススメのSP500。。
・たりくん(年初比+2.2%)
・日本:日経平均(同△3.6%)
・米国:SP500(同+1.7%)
・米国:ナスダック100(同△3.4%)
(※)円換算しています
なお、グラフで見るとこんな感じです
2022年3月末のポートフォリオ:インデックス7割強(米国・世界が拮抗)
現在のポートフォリオはインデックスが72%、個別株が22%、仮想通貨6%です。キャッシュ比率は34%です。
インデックス7割、個別株2割、仮想通貨1割をイメージしていたので、その点では理想に近い構成です。
厳しい市場環境でプラスになったのは、①S&P500の持ち直し、②円安の恩恵、の2つです。
インデックスは米国のウェイトが大きく、その太宗はSP500とQQQ(ナスダック100)です。
ナスダックは3月前半の下げがきつくてまだ戻し切れてませんが、SP500は回復が早かったですね。
理由はシンプルで米金利の上昇です。金利上昇局面では、グロース株<バリュー株の傾向が強く出ますね。
個別株はかなーり下げました。どちらも将来成長期待にかけているのですが、①日本株は決算が悪い、②米国株は決算はよかったけど、金利上昇による下げが厳しいかったです。
株価上昇要因は(こちらが本当に大きかったですが)円安です。
米金利上昇で円安は進むだろうとは思っていたので、早めにドル転(1ドル=110円台前半の時)しといて正解でした。
仮想通貨も一時期の厳しい局面から戻してきました。
仮想通貨はイーサリアム7割、ビットコイン3割です。
イーサリアムの時代が来るとみているので、将来期待ですね。
キャッシュ比率は34%です。
これは今後の暴落への備えです。金利上昇とQTでどこかで暴落する可能性はぬぐえません。
その時こそチャンス、と考えています。
2022年4月以降の運用戦略:4月は様子見(月末あたり確定売り)、5月以降に備え
今後の投資戦略は「ちょい買い」。今年の「底」は読みにくい
今後の戦略ですが、今年の基本戦略は「ちょい買い」です。ただ4月は買わないかもです。
理由は「金利が上昇していること」です。
金利上昇局面は基本的に株価はネガティブです。
本当の買い時は、「インフレ止まらん」「景気後退だ」と総悲観になった時、ですね。
4月の注目イベント:買うなら下旬だが・・
4月はFOMCはなく、5/4に向けた織り込みの時期とみています。
(FOMCなにそれ?という方は、「(初心者向け)FOMCの注目ポイントは?」を見てください)
注目しているイベントは下記です。
・4月6日 FOMC議事録(3/15・16)
・4月12日 CPI(3月)
・4月14日 ECB政策理事会
・4月19日 住宅着工
・その他① コロナ(中国のゼロコロナ政策は維持可能か?)
・その他② ウクライナ(交渉長期化で資源価格は高騰、何等か進展ある?)
・その他③ アノマリー(確定申告後の4月下旬は一旦上がる傾向、5-11月は売り)
・その他④ 5月3・4日FOMC(50bp利上げ、QT実施or内容明確化に注目)
4月上旬はやや軟調かな・・。
ショートはやらないので、ポジション調整するか様子見すると思います。
理由として、3月FOMC議事録では、FRBのタカ派スタンスが明確になりそう。
コロナは警戒、ウクライナは交渉長期化、ある意味では織り込み済み。
4月下旬は少し戻すけど、力強い上昇まではいかないと予想
戻す理由として、FOMCメンバーが5月FOMC(5/3,4)の前のブラックアウト期間に入るので、情報が出てこなくなること。
タカ派の発言が多かったけど、ブラックアウト期間に入れば、金利の折り込みも一旦一服するかな。。と。
アノマリー的にも確定申告が終わって、お金が市場に戻ってくるタイミング。
問題はどこまで戻すかだけど、ちょい戻しぐらいかなーと。
ちなみに5月FOMCでは、利上げは50bpの可能性大。
また、QTやった方がプラス、QT先送り(6月をにおわす)とマイナスではないかとの読み。
不確実性はない方がよいので、株価のためには早めにやってほしいね。
短期勝負はしない派なので、基本は様子見かなーと思いつつ、市場を注視していきたいと思います。