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2022年2月が終わりました。
激動の1カ月でしたね・・・。
月初は米国の利上げがテーマでしたが、まさかロシア・ウクライナ情勢がここまで大変な事態になるとは想定してませんでした。
ただこの波を何とか乗り切り、ポートフォリオのプラスでキープしました(前月比+0.2%)。
さて、さっそく今月の運用状況と、現在のポートフォリオを見てみましょう。
2022年2月末のポートフォリオのまとめ
- 2月は+0.2%。下落時にちょい買いを続け、インデックスよりアウトパフォーム
- インデックス6割強。グロース株と仮想通貨が押し上げ
- 今年はちょい買い戦略。3月FOMCは利上げ25bp。実施後は安心感で上昇する可能性あり
目次
2月の実績(前月比)は+0.2%!(インデックスをアウトパフォーム)
まずは2022年2月末時点の実績ですが、前月比+0.2%でした。
1月初に一旦キャッシュポジションを7割まで高めてましたが、2月に入りちょい買いを続けました(キャッシュ比率は67%→38%)。
紛争は金利低下、グロース株高を招くちょい買いを進め、結果はかなりビハインドな市場のなかでプラスに。
なお、主要なインデックスは2月は下記の結果でした。
・日本:日経平均(△1.8%)
・日本:TOPIX(△0.5%)
・米国:NYダウ(△3.5%)
・米国:SP500(△3.1%)
・米国:ナスダック(△3.4%)
かなり厳しい市場環境でしたが、プラスになったことは素直にうれしいです!
2022年2月末のポートフォリオ:インデックス7割強(米国・世界が拮抗)
現在のポートフォリオはインデックスが6割、個別株が35%、仮想通貨5%です。
インデックス7割、個別株3割のポートフォリオをイメージしてましたが、やや個別株が先行しました。
厳しい市場環境でプラスになったのは、①グロース株の恩恵(個別株とナスダック)、②仮想通貨の底買いが大きいです。
個別株は日米のグロース株とアフターコロナ銘柄です。
米国のグロース株のうち1社が好決算で急拡大しました。
一方、アフターコロナ銘柄は売りそびれましたね(汗)
コロナで落ち着くとともに上昇するぞ!と途中まではよかったんですが、戦争が始まってしまった・・。
なので株はプラスマイナスゼロぐらいです。
前月比プラスで終えられたのは仮想通貨が大きかったですね。
今回の紛争で仮想通貨のいい面と悪い面が浮き彫りになりました。
悪い面はまだまだゴールドの代わりには慣れてないということ。グロース株と概ね連動していましたね。
いい面は紛争で仮想通貨が注目されたこと。安全通貨とまでは言わないまでも、逃避通貨の一つになってきた感があります。
ただ、今回の一連の動きの中で、市民権が高まったように思います。
引き続き仮想通貨は保有していく方針です。
(ただし10%を超える保有はしない予定です。基本は株式保有です)
今後の投資戦略は「ちょい買い」。今年の「底」は読みにくい
今後の戦略ですが、今年の基本戦略は「ちょい買い」で、3月も変更なしです。
理由は「金利が低下していること」です。
2月は利上げ期待から金利上昇後、紛争によって金利がかなり低下しました。
金利の低下は2つの可能性があります。
1つは不確実性が高くて慎重になっている、2つ目は景気後退懸念を意識していることです。
不確実性が高いのはウクライナ・ロシア問題です。
ただ投資家は基本的に最大限リスクを織り込み、不確実性が低下する(事実で買う)傾向があります。
つまり不確実性の足元の高さは「買い」ということです。
一方で景気後退になってしまった場合、株価はしばらく低迷します(事前に織り込んだとしても、伸び悩みます)。
どっちなの?というと、実はどっちもありうえます。
こういう時は、「前者は買い、後者は伸びない(織り込んでれば減らない可能性がある)」ことが考えられます。
とすると様子を見ながら、「ちょい買い」してくのが吉と判断します。
機会を逃すとそれは痛いので(汗)、底打ちする機会のあるタイミングで少しずつ株を買います。
景気悪化までいかなければ、年末にはほぼフルポジに戻す方針です。
行けるとみれば、レバレッジも活用します。
3月の注目イベント:3月FOMCは事前に織り込み、利上げ後は一旦上昇か?
3月はFOMCがあります。
(FOMCなにそれ?という方は、「(初心者向け)FOMCの注目ポイントは?」を見てください)
注目しているイベントは下記です。
・3月4日 22:30 雇用統計 ①非農業部門雇用者数(前月比)予想40万人、②失業率予想3.9%、③平均時給(前月比)予想0.5%
・3月11日 22:30 CPIコア指数(前月比)
・3月17日 22:30 小売売上高(前月比)
・3月17日・18日 FOMC
・その他① ウクライナ(ポイントは制裁。追加制裁があるか、エネルギー輸出が止まるか)
・その他② 中国の動向(オリンピック・パラリンピック終了後は警戒)
3月FOMCは25bpの利上げは確定。
注目すべきはその先。ドットチャートに注目が集まりそう。
予定通り利上げを早いペースで進めるのか、ウクライナ問題を踏まえ慎重に進めるのか。
後者であれば、株価にはプラス。その可能性は比較的高いんじゃないか、と踏んでます(わかりませんが・・)
1、2月と厳しい市場環境だったので、3月は反転してほしいですね!