2022年1月が終わりました。
今月は長く厳しい1カ月でしたね・・・。
私もポートフォリオのマイナスは避けられませんでした(前月比▲3.4%)。
ただ、月初にキャッシュ比率をかなり増やして、インデックス並のマイナスは何とか避けました。
さて、さっそく今月の運用状況と、現在のポートフォリオを見てみましょう。
2022年1月末のポートフォリオのまとめ
- 1月は▲3.4%。キャッシュ比率を増やし、インデックスよりアウトパフォーム
- インデックス7割強。世界と米国は拮抗。日本のウェイトはさらに低下
- 今年はちょい買い戦略。インフレ鈍化のタイミングは正直読めない(春とは見てるが・・)
- 2月に動く機会は、GAFAM決算(2月初)、雇用統計(2/7)、FOMC議事録(2/17)前後あたり
目次
2022年1月の実績(前月比)は▲3.4%(インデックスよりはアウトパフォームしたが・・)
まずは2022年1月末時点の実績ですが、前月比▲3.4%でした。
下落リスクは月初にある程度予測できたので、キャッシュポジションをかなり高めました(27%→67%)。
また、金利上昇に弱いグロース系の個別株を月初に売却したのですが、それでもマイナスは避けられませんでしたね・・。
ちなみに主要なインデックスは1月は下記の結果でした。
・日本:日経平均(△6.22%)
・日本:JASDAQ(△9.25%)
・米国:NYダウ(△3.3%)
・米国:SP500(△5.26%)
・米国:ナスダック(△8.98%)
インデックスと比べればアウトパフォームしましたので良しとすべきですが、それでも今月は苦しかったですね(汗)
今持っている個別株は日本の将来期待銘柄と、アフターコロナ銘柄で、それ以外の株はいったん売却しました。
売却した株は日米のグロース銘柄です。金利上昇には弱いので、売却は正解でした。
(売却してなかったらかなりやられてました)
一方で、1月FOMC前にちょい買いをしました。それも正解でしたが、その後一部売却したので、月末の回復を取り込み切れませんでしたね(汗)
この点は反省です(買ったら基本はキープですね)
2022年1月末のポートフォリオ:インデックス7割強(米国・世界が拮抗)
現在のポートフォリオはインデックスが7割強、個別株が2割強です。
あとはちょっとだけ暗号資産(仮想通貨)を持ってますね。
2021年末と比べると、ややインデックスの割合が増えています。
なお、インデックスは、世界株はVT、米国はQQQ(NASDAQ100)、VOO(SP500)、VTI(全米株)、VIG(連続増配株)です。
基本に忠実です(汗)。
増えたというよりも、現金比率を月初に増やした際に、個別株中心に売却をしたことが理由ですね。
今持っている個別株は日本の将来期待銘柄と、アフターコロナ銘柄です(それ以外の株はいったん売却)。
ただ「いったん」ということで、一部の株は買い戻し予定です。
今後の投資戦略は「ちょい買い」。今年の「底」は読みにくい
今後の戦略ですが、一旦キャッシュ化したので、基本はいつ買いに入るか、です。
ベストは「底で買う」。ですが、今回は「底を当てるのは困難」と考えています。
底は「インフレ鈍化の兆しがあり、景気は減速しても後退しない」と市場が判断した時と考えてます。
インフレは今年のどこかで鈍化します。これは僕の基本ビューです。だから米国株は買いです。
ただ読み切れないのは3つで、①インフレがいつ鈍化するか(春ぐらいかな・・とみてます)、②景気は悪化しないか(メインは悪化まではいかず、とみてます)、③いつ市場が動くか(思ったより早いかも、一方早く動きすぎてまた調整するかも)です。
そこまで読めてる人いるのかな?ぜひ知りたいとこですが。。
機会を逃すとそれは痛いので(汗)、底打ちする機会のあるタイミングで少しずつ株を買います。
景気悪化までいかなければ、年末にはほぼフルポジに戻す方針です。
行けるとみれば、レバレッジも活用します。
2月の投資戦略:ちょい買いは継続、3月が本番。注目イベントは2/7,2/17
2月も基本は「ちょい買い」戦略です。
3月が次の勝負所とみているので、2月は様子をみつつ、動くべき時は動きます。
市場に関わる機会が長くなるほど、「原則は大事。その上で大きな変化が起きたら素直に受け止める(君子豹変?)ことも大事」と感じます。
注目しているイベントは下記です。
・2月初 GAFAM銘柄決算(いいとNASDAQ一旦結構上がる。ただ織り込んだあとは、また金利がテーマに)
・2月2日 ADP雇用統計(前月比)予想20.7万人
・2月7日 22:30 雇用統計 ①非農業部門雇用者数(前月比)予想17万人、②失業率予想3.9%、③平均時給(前月比)予想0.5%
・2月10日 22:30 CPIコア指数(前月比)前月は0.5%
・2月16日 22:30 小売売上高(前月比)前月は▲1.9%
・2月17日 4:00 FOMC議事要旨
・2月25日 22:30 PCEコアデフレータ(前月比)前月は0.5%
・その他① FOMC高官の発言
・その他② ロシア-ウクライナ(膠着状態続く?)
・その他③ 中国五輪(2/4-2/20、開催中は影響小。終わった後が怖い?)
こうしてみると、雇用統計(2/7夜)、FOMC(2/17朝)が大事かな。。
雇用統計は、雇用が予想より弱い(≒人が取れないか、需要が弱い)一方、時給が強い(≒インフレ続きそう)とかなり危ない。
そうならなければ、安心感で買いかもしれません。
ただ、事前の予想は難しいから、雇用統計の結果を踏まえて、その日にちょい買いするか判断すると思います。
その点で2/2(水)22:30のADP雇用統計でも反応しそうだね。
いずれにしてもGAFAMの決算で買っても、2/7の前にいったん手じまいした方がよさそうね。
FOMC議事要旨(2/17朝)はQT、利上げのコメントに注目。
FRB高官やウォッチャーの2/2朝時点までの発言をみると、3月50bpとかは議論してなさそうな一方、連続利上げ(年7回)を想起させるコメントがありそうなんだよな。。
「タカ派」ととらえてこちらも下落材料になりそう。
どちらも、予想をしつつ(心構えをしつつ)、結果を素直に受け止めた行動を心がけたいと思います。