株式投資のヒント 米国株のヒント

米国株投資のすすめ | 40代・50代でも間に合う資産運用

米国株の話はよく聞くけども、英語も苦手だし、ハードルが高そう。もう40代・50代だけど間に合うかな、初心者はなにから始めればよいのかな・・

こんな悩みを解決します。

この記事のまとめ

  • はじめての人、時間がない人は、日本株より米国株がおススメ
  • はじめての人、時間がない人は、インデックス投資がおススメ
  • 米国・インデックス投資の中のおススメ3選
  • とにかくまず始めるのが大事

株式投資を始めようかな、、でも色々不安だな。

米国株の話は聞いたことがあるけれども、英語は苦手だし、ハードル高いな・・。

そういう人は多いと思います。かくいう私もそうでした。

仕事に追われ、資産運用する時間がない。。気が付くと40代は目の前に。

ただ、実際にはじめてみてわかったことは「なんでもっと早くやらなかったんだろう」ということでした

そしてもう一つわかったことは、時間がない人ほど「米国株>日本株」での運用がよいということでした。

今回は、なぜ米国株より日本株がいいのか、米国株ならどの銘柄を買えばよいのか、はじめての人は何から始めたらいいか、について紹介していきます

目次

はじめての人、時間がない人は日本株より米国株がおすすめ

はじめて株式投資をする人が、まず思い浮かべるのは、「日経平均」ではないでしょうか。

日経平均は、名前の通り日本を代表する225社の平均株価です。

日経平均はよく聞くし、まずはそれに投資すればいいんじゃないの?

もちろん日経平均から始めてもいいんですが、ぜひその前に下記のグラフを見てください。

グラフは日本の日経平均と同じ考え方で米国の代表企業30社の平均である「ダウ平均」の長期推移です。


実は1980年対比で日経平均は約4倍、それに対して米国・ダウ平均は37倍になっています。

37倍!!!全然違うね・・

そうなんです。もちろん運用方法にもよりますが、買ってずっと持っておく(バイ&ホールド)だけなら、

米国株の方が少なくとも過去は明らかにもうかったわけですね。

でも将来も米国株>日本株とは限らないでしょ・・・

そうです。もちろんわかりません。ただ米国株の方がポテンシャルは高いです。

3つ理由があります。

ポイント

1.米国は先進国だけど成長国

2.米国企業は世界的な企業が多い

3.米国株は参加者が多く、情報も豊富

順番に見ていきましょう

step
1
米国は先進国だけど成長国

実は米国は先進国の中でも人口が増え続けている国です。

日本のように人口が減少に転じた国、欧州のように伸びなくなった国とは、その国の成長力が違います。

グローバルにみても中国の台頭はありますが、やはり世界の中心は今の所米国です。

だからこそ米国のニュースが世界中から注目されるわけです。

step
2
米国企業は世界的な企業が多い

米国企業の多くは米国国内だけではなくグローバルに活躍する企業が多いです。

2021年10月時点の世界の時価総額ランキングですと、トップ10のうち8つが米国の企業です。

アップル、マイクロソフト、グーグルなど名だたる企業が並んでいます。皆さんもおなじみの企業です。

残念ながら、日本の企業は1社もトップテンにはいません・・(トヨタが40位ぐらい・・)

世界の冨が米国企業に向かうということはその分成長期待も大きいということです。

step
3
米国株は参加者が多い

米国株には世界中の投資家が集まってきます。

投資家の厚みが多いということは、下落をしても再び持ち直す馬力があるということでもあります。

もう一度ダウ平均を見てみましょう。

ダウ平均は何度か下落していますが、再び持ち直しています。

これはいったん投資家が売却しても、ある程度下落が終わると他の投資家が参入してくるからです。

米国株の力強さ、と私はとらえています。

はじめての人はインデックス投資がおすすめ

米国株がおススメなのはわかったけど、どの株を買えばいいの??

株式投資は大きく分けると2つあります。

1つは個別株投資です。トヨタの株を買う、Amazonの株を買う・・・などですね。

もう1つは投資信託やETFといった複数の個別株の銘柄を統合して運用するものです。

さらに投資信託やETFなどの、複数の銘柄をプロの投資家が積極的に選んで投資するのをアクティブ投資(アクティブ運用)、日経平均のような公表されている平均値に合わせて運用するのをインデックス投資(パッシブ運用)といいます。

ざっくり分けると、①個別株投資、②アクティブ投資、③インデックス投資があるわけですが、はじめて株式投資をする人は、インデックス投資がおススメです。

インデックス投資の特徴は3つです。

ポイント

1.個別株投資より、インデックス投資の方が振れ幅が小さい

2.アクティブ投資より、インデックス投資の方が手数料が安い

3.個別株投資やアクティブ投資のように、インデックス投資は銘柄を細かくチェックしなくてよい

こちらも1つずつポイントを押さえましょう。

インデックス投資の方が振れ幅が小さい

というのは初めての人にとっては結構重要です

個別株というのは、全体の動きに加えて個別企業の状況(決算の結果や、日々のニュース)で大きく変動します。

一方で投資信託やETFなどは複数の銘柄の平均になるので、一つの株価が上がったり下がったりという影響が緩和されます

振れ幅が小さいのは「大きく儲ける」ことはできないかもしれないけど、「より安定的に儲ける」可能性が高いです

もちろん、それでも債券などの金融資産より振れ幅が大きいのが株式投資ですが・・

アクティブ投資より手数料が安い

インデックス投資は基本的に銘柄選択をプロが行うわけではないため(市場に追従)、その分手数料が安いです

儲かっても手数料が高いとその分もうけが減ってしまうわけですが、その心配が小さいです

でも、プロにお任せした方が、高いもうけが期待できるんじゃないの??

もちろん「信頼できるプロ」がいる場合はそれでも良いと思います。

例えば、米国の伝説的な投資家であり「投資の神様」ウォーレン・バフェットが運営するバークシャー・ハサウェイは、インデックスを上回る運用成績を長期的に実現しています。

一方で、そのバフェット自身が奥さまに書いた遺言書では、米国の代表的なインデックスである「S&P500」で運用することを勧めています

バフェット自身がアクティブ運用の難しさを知っているからこそ、下手に手数料の高いアクティブ投資をするより、インデックス投資を進めているのです。

投資の神様もインデックスを進めているんだね!

銘柄を細かくチェックしなくていい

個別株投資はもちろん、アクティブ投資もいくつかの銘柄を選んで投資をしています。

ということはそうした投資を行う人は個別企業の動きを日々チェックして、大丈夫かどうかを見ていく必要があります

ただどうでしょう。

皆さんが無限の時間があればそれでもいいんですが、皆さんお忙しいですが、多くの方は時間に限りがあるはずです。

サラリーマンで業務中は殆ど時間がない、子育てに追われて、子供が寝てからでないとチェックできない・・・

さらに個別企業のチェックは実は結構難しいです。

なぜなら、「決算で業績がいいから株価が上がる」わけではないからです。

なぜかというと、株価は将来の期待(今後業績が良くなるのでないか)がすでに織り込まれています。

そうすると業績が実際によくても、「期待ほどじゃないな」と思えばむしろ株価は下落してしまいます

もちろん個別株を「見るべきポイント」はいくつかあり、私も運用資産の一部を個別株で運用しています。

ただかなり判断が難しく、また思ったように上がらないことで初めての方はフラストレーションがたまります

我慢ができなくなって上がる前に売ってしまうかもしれません。ストレスで本業に影響が出てしまえば本末転倒です。

なので、少なくとも株式運用に慣れるまでは、インデックス投資がおススメです

米国・インデックス投資の中でおススメ3選

米国のインデックス投資がいいんだね!でもインデックスもいろんな種類があるよ・・・どうしたらいいの??

米国株・インデックス投資もたくさんの種類がありますが、そのまえに基礎知識として、米国には二つの証券市場があります。

1つはニューヨーク証券取引所という世界最大の証券市場で、米国の大手企業の多くはコチラで上場しています。有名な会社しては、ウォールマートやコカ・コーラなどがあります。

もう一つはナスダックという新興企業を中心とした証券市場です。有名な企業としてはアップルやアマゾンなどの企業があります。

この二つの証券市場のどちらか、あるいは両方からピックアップしたインデックスが多数あるわけです。

その中で代表的で、かつはじめての方にもおススメを3つ選んでみました

ではどうしたらいいの?ここでは初めての方にお勧めする銘柄をいくつかご紹介したいと思います。

  おすすめ① おすすめ② おすすめ③ (参考)
  S&P500(VOO) NASDAQ100(QQQ) VTI ダウ平均
概要 スタンダード・アンド・プアーズ社がNYSEとナスダックに上場している企業から、500社を選定して算出された指数 ナスダックに上場する約3,000社のうち、時価総額上位100社を平均した指数 バンガード社による中小株も含めて米国株のほとんど(約3,800社)をカバーする指数 ダウ・ジョーンズ社が成長性・投資家の関心の高さで選んだ30社の平均
特徴 米国主要銘柄をカバー。オーソドックス 新興企業大手の成長性を取り込む 大手に加え今後拡大する中小株の成長も取り込む 名前が最も知られているインデックス。30種なのでやや偏りがあるとの指摘も

おススメ①S&P500(VOO)

S&P500はスタンダード・アンド・プアーズ社がニューヨーク証券取引所とナスダックに上場している企業から、500社を選定して算出された指数です。

米国の主要企業をカバーしており、非常にオーソドックスなインデックスです。

最初に始めるにはよい銘柄だと思います。

投資の神様、ウォーレンバフェットも、S&P500を勧めているんだね!

S&P500に連動する銘柄として有名なものとしてはVOO(ヴァンガード、S&P500 ETF)があります。

おススメ②NASDAQ100(QQQ)

NASDAQ100は新興企業中心の証券市場であるナスダックに上場する約3,000社のうち、時価総額上位100社を平均した指数です。

個別企業としてはアップルやグーグル、アマゾンなど、世界的なIT企業が多数あり、大手の成長性を取り込む点で非常に注目されています。

急激な成長期待がされる一方で、金利上昇時にはややネガティブに働きやすい面があります。

主要IT企業が勢ぞろいしているんだね!

NASDAQ100に連動する銘柄として有名なものとしてはインベスコという投資会社が運用する、QQQ(Invesco QQQ Trust Series 1)があります。

おススメ③VTI

VTIはバンガード社による中小株も含めて米国株のほとんど(約3,800社)をカバーする指数です。

殆どすべての米国上場企業が銘柄に入っているので、米国株全体を買うのとほぼ同様です。

大手に加え今後拡大する中小株の成長も取り込むことができます。

分散が図られている点と、中小企業の成長も一部取り込める点でおススメです。

米国企業全部を買っちゃおうということだね!

VTIは(バンガード・Total Stock Market ETF)の略称です。

いつ始めるか?今でしょ!

ここまで株式投資の意義と、初めての人におすすめの投資方法をお伝えしました。

いかがでしょうか?

「株式投資やってみたい!」と思っていただいた方は、次に「いつからはじめよう」となると思います。

これは非常に明確です。少額でもいいので、今すぐ始めましょう!主なメリットは2つです。

よく言われている、早めにはじめるメリットとしては、「複利で儲かる」という説明がされることがあります。

これは事実です。簡単な例は以下のとおりです。

参考

100万円を年率10%で資産を増やした場合、10年後、30年後、100年後はどうなるでしょう?

10年後はどうでしょう。200万円ではありません、259万円になります(1.25倍)

30年後はどうでしょう。300万円ではありません。1,745万円になります(17倍!)

100年後はどうなるでしょう。1,000万円ではありません。137億8100万円です(13781倍!!)

これが、複利のチカラです。だからこそ本当は早ければ早いほどいいんです。

資産家は資産を増やし、格差が広がるゆえんです

少額でもよいので「今すぐ」はじめるメリットは、「株に1日でも早くなれる」ことにあります。

株のメリットもデメリットも頭で理解するのと、自分のお金で体感するのは全然違います。

はっきり言えば、いくら本を読んだり、ブログを見ても、実体験には全くかないません。

実際にやってみて体感することで、「資産運用に本当の意味で慣れる」必要があるんです。

ただ「資産を失うのが怖い」という人もいるかもしれません。

そんな方は少額(お小遣い)からまずははじめてみてください。

最近はネット証券で、かなり簡単に口座を開くことができます

(ネット口座であれば、煩わしいセールスもありませんし、手数料も割安です)

はじめての人は大手であれば、正直そこまで違いはありませんので、どちらでも最初はOKです。

それよりも何よりも、まず始めることが大事と思います。やっていくうちにだんだんこだわりが出てきます。

ここまで長文を読んでいただきありがとうございました!

投資は自己責任で!ぜひぜひ投資を初めていただいて、将来いつか「あのブログを読んでよかったな」と思っていただけると嬉しいです!

 

少額でも最初からお金が減るのは嫌!という人は、運用資産がもらえるLINE証券がおススメ

お小遣いでも「最初から資産が減るのはいや!」というひとがいるかもしれません(汗)

そういう方に今おすすめなのは、LINE証券です。

LINE証券は、口座開設と簡単なクイズの回答で最大4,000円プレゼントというキャンペーンをやっています。

正直こういうキャンペーンはかなりレアです(汗)

LINE証券は現在は日本株中心のラインナップですが、まずはトレーニングと思って初めて見るのをおススメします。

ぜひ4,000円をもらって、そのお金で資産を増やしちゃいましょう!
(クイズの質問と答えは「参考」を見てください)

クイズの質問と回答一覧

  Q A
1 LINE証券では最低何株から株の取引が可能ですか? 1株
2 LINE証券の特徴として間違っているものはどれ? 不用品を出品できる
3 LINE証券がサービス提供を開始したのは何年? 2019年
4 LINE証券では何年から投資信託を取引することができますか? 100円
5 LINEからFX取引ができるサービスはどれ? LINE FX
6 LINEからクーポンを探してお店で使えるサービスはどれ? LINEクーポン
7 LINEの友だちではなくても、共通点がある人同士でLINEアプリ上でトークができるサービスはどれ? オープンチャット
8 LINEから気軽に出前がとれるサービスはどれ? LINEデリマ
9 LINEから簡単にギフトが選べて友人や家族に送ることができるサービスはどれ? LINEギフト
10 LINEアプリのイメージカラーは? 緑色
11 LINEアプリでできないことは? 自分の心拍数を測る
12 LINEで使える便利な送金・決済サービスのことを何と呼ぶ? LINE Pay
13 LINEから気軽にアルバイトを検索・応募できる求人情報サービスはどれ? LINEバイト
14 LINEでニュースが見れるサービスのことをなんと呼ぶ? LINE NEWS
15 LINEのいろんなサービスなどでためて、LINE Payの支払いに使えるポイントサービスとは? LINEポイント
16 LINEアプリが誕生したのは何年? 2011年
17 LINEから簡単にお得に買い物ができるサービスはどれ? LINEショッピング
18 企業が得た利益の一部を現金として株主へ還元することを何と呼ぶ? 配当
19 投資の神様と呼ばれておりバークシャー・ハサウェイの現会長を務めているのは? ウォーレン・バフェット
20 投資家から預かった資産をもとに投資信託の運用を行う専門家のことをなんと呼ぶ? ファンドマネージャー
21 投資信託の収益から投資家に対して還元されるお金のことを何と呼ぶ? 分配金
22 企業が自社の株を買ってくれた株主に対して、自社製品などの優待品を送る制度は? 株主優待
23 日本の株式市場の動向を示す株価指数として間違っているものは? S&P500
24 投資家から集めたお金を専門家が運用しその結果が分配される仕組みの金融商品は? 投資信託

 

 

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