2022年12月は株価は低迷。さらに円高で急速にドル資産が目減りしました。
たりくんのポートフォリオも下落は免れませんでしたが、最小限に抑えられました。
さっそく先月の運用状況と、現在のポートフォリオを見てみましょう。
2022年12月末のポートフォリオまとめ
- 2022年12月・2022年全体を通じ主要指数をアウトパフォーム
- たりくんポートフォリオは円高対策で資産下落を最小限に
- キャッシュ比率は5割超。米景気後退に備える。ゴールド・新興国などを増やす
- 2023年は仕込みの年。景気後退による下落+円高進展後が最大のチャンス
目次
12月の実績は前月比△3.1%だが、インデックスを再びアウトパフォーム
まずは2022年12月末時点の実績ですが、前月比△3.1%、年初来では△4.2%でした。
この1か月で円高が進み、ドル円相場は138円台⇒133円台に。5%近くドル資産が目減りしました。
キャッシュの多くを円建で保有、目減りを最小限にしました。暦年でみても守りの1年でした。
インデックスは円建で見ると、SP500,QQQともに大きく下落。
たりくんポートフォリオは12月単月、2022年を通じてSP500、QQQや日経のアウトパフォームに貢献しました。
景気後退が始まる局面、本格買いはまだ先でキャッシュ比率5割超でキープです。
・たりくん(年初比▲4.2%)
・日本:日経平均(同▲11.3%)
・米国:SP500(同▲8.6%)
・米国:ナスダック100(同▲25.0%)
2022年12月末のポートフォリオ:インデックス7割強、現金比率54%
現在のポートフォリオはインデックスが63%、個別株が26%、仮想通貨8%、ゴールドが3%です。
インデックス7割、個別株2割、仮想通貨1割をイメージしていましたが、ちょっとインデックスが落ちました。
11月対比では米国ウェイトを落とし、新興国・ゴールド・日本個別株を増やしています。
なお、現金比率は約54%と、太宗をキャッシュで保有しています。
米国で景気後退がくるまでは現金比率をできるだけ維持する方針です。
2023年の戦略:仕込みの年。円高進展後こそ本当の買いのチャンス
2023年は仕込みの年になりそうです。
2022年は結局1年を通じて下落しました。
2023年も景気後退の規模次第ではもう一段の下落はあるとみています。
ただ利上げ終了、あるいは利下げに転じる場面では株価は反転するのではないでしょうか。
気を付けるべきは円高です。景気後退、そして利下げがもたらすのは円高ドル安です。
さらに日銀もYCC・マイナス金利解除の可能性があり、それも円高要因になります。
投資すべき年ではありますが、投資のタイミングには要注意です。
日銀が動いたとき、また景気後退・インフレ鈍化で米利下げが起きて円高ドル安が進んだとき、その時こそが一番の投資チャンス、とみています。
もう少しだけ本気買いをまつ、それが大事との整理です。
株式投資こそ習うより慣れよ。初心者の方は少額で始めるのをおすすめします
なお、経験上どんなに勉強しても、株式は実際に購入してみないと実感がわきません。
仮想で運用をトライできるサイトなんかもありますが、自分のお金でやるのとは全く別物です。
初めての方はどこでもいいので口座を作り、少額で練習をしてみてることををおすすめします。
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