2022年11月は米国株はまちまちの展開。ただ円高反転で急速にドル資産が目減りしました。
たりくんのポートフォリオも下落は免れませんでしたが、最小限に抑えられました(汗)
さっそく先月の運用状況と、現在のポートフォリオを見てみましょう。
2022年11月末のポートフォリオまとめ
- 2022年11月は米株は一部回復も、円高ドル安で資産が目減りする局面
- たりくんポートフォリオは円高対策で資産下落を最小限に
- トライアル銘柄の評価。インド〇、航空株〇、ゴールド△、テスラ×、レバナス×
- キャッシュ比率はまだ5割超。ゴールド買い増しで景気後退に備える
目次
11月の実績は前月比△1.6%だが、インデックスを再びアウトパフォーム
まずは2022年11月末時点の実績ですが、前月比△1.6%、年初来では△1.1%でした。
この1か月で円高が進み、ドル円相場は148円台⇒138円台に。10%弱、ドル資産が目減りしました。
ただキャッシュの多くを円建で保有、一部為替ヘッジ商品も活用し、目減りを最小限にしました。
インデックスは円建てで見ると、SP500,QQQともに大きく下落。
たりくんポートフォリオはSP500とほぼ同水準、QQQや日経のアウトパフォームに貢献しました。
これから景気後退が始まる局面、本格買いはまだ先でキャッシュ比率5割超でキープです。
・たりくん(年初比▲1.1%)
・日本:日経平均(同▲4.7%)
・米国:SP500(同▲0.9%)
・米国:ナスダック100(同▲16.1%)
2022年11月末のポートフォリオ:インデックス7割強、現金比率55%
現在のポートフォリオはインデックスが62%、個別株が28%、仮想通貨8%、ゴールドが2%です。
インデックス8割、個別株1割、仮想通貨1割をイメージしていましたが、ちょっとインデックスが落ちました。
なお、現金比率は約51%と、太宗をキャッシュで保有しています。
米国で景気後退くるまでは現金比率をできるだけ維持する方針です。
また来年の投資戦略を考えるうえで、テーマを設けてトライアルなちょい買いを実施しました。
結果は下記のとおりです。
トライアル銘柄の運用状況
①インド株(脱米中)〇 既にお金は新興国に行き始めている
②航空株(コロナ後の観光)〇 航空株はコロナ前の2/3価格。上昇余地あり
③ゴールド(景気後退)△ 米国の景気後退はまだ始まっていない。これから期待大
④テスラ(EVシフト)× イーロンマスク社長交代へ。タイミングが悪かった・・
⑤レバナス(為替ヘッジ)× こちらも時期尚早。円高がこれだけ進んでもマイナス
まだ年末まで少し時間があるので戦略を練る予定です。
いまのところ、①新興国のウェイト拡大(インドではないかも)、②日本・航空株は様子見(アジア航空株を増やすかも)、③ゴールドは増やす、の3つがベースです。
④レバナスや⑤テスラをみる限り、まだまた米国グロース株の傷は深いですね。。
2023年前半ぐらいまではあまり手が出せないかもしれません。
12月の注目イベント:FOMCと物価・雇用統計に注目!
12月の経済指標は雇用統計(12/2)とCPI(12/13)に注目です。
「雇用が悪い→インフレ鈍化→株高」ということで、雇用が悪いほど株価はよく反応する市場です。
またCPIも大事ですね。特にエネルギーや食品を除いたコアCPIの伸びがどこまで下がるかですね。
12月はFOMCが12/13-14にあり、こちらも大注目です。
来年以降の政策金利見通しが出てきます。
・12月1日 求人件数(市場予想10.3百万人)、ISM製造業(市場予想49.8)
・12月2日 雇用統計(市場予想、非農業部門雇用者数200千人、平均賃金0.3%、失業率3.7%)
・12月6日 ISM非製造業
・12月9日 生産者物価指数(PPI)
・12月13日 消費者物価指数(CPI)
・12月13-14日 12月FOMC
・12月15日 小売売上高・鉱工業生産
・12月20日 住宅着工
・12月22日 コアPCE
・12月27日 ケースシラー
今後の株価上昇に備えて、今から準備しましょう!
株価の上昇は読みにくいところがあります。
今の見立ては「まだ様子見」ですが、景気後退が本格化して急落すれば、「買い」にシフトする可能性ありです。
「株が上がってから、口座作って買えばいいや・・・」と思っていたら、間に合いません。
将来の株価上昇に備えて、早めに株を買う準備をしましょう。
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株トレなんかもありますが、「自分の株」でやると本気度・学びの質が全然違います。