まとめ(ざっくりいうと・・)
- 景気の強弱と金利の大小で買うべき業種・銘柄は変わる
- 2023年前半にかけ米国は景気が弱くなるタイミング、金利も徐々に下がる
- 2023年後半には米国経済は底打ちして、景気は戻ってくる
- 半年~1年先を株式市場は織り込む。つまり景気回復銘柄の仕込み時は秋から年末にかけて
- その時に買うべき景気回復銘柄は金融株やハイテク株
目次
景気の良しあしや金利水準で買うべき銘柄が変わる(セクターローテーション)
その通りです。景気がいい時と悪い時で買うべき銘柄は変わります。
また金利のが上がってるタイミングと下がっているタイミングでも買うべき銘柄はかわります。
わかりやすく図示したのが下記になります。
①景気がよく、金利が低い時
景気が良い時は成長が期待されるところにお金が流れます。
ハイテク企業は小体企業が多いので、借入が多く金利に反応しやすい、とされてます。
資金ニーズや投資ニーズが増えるので(しかも景気がいいのでつぶれないので)、金融セクターも伸びが期待されます。
②景気が良く、金利が高い時
景気が過熱してくると、インフレが起きて金利も上がります。
そうすると工業や素材、消費循環株(自動車とか)などにお金が集まります。
コモディティの値段が上がってくるのですが、景気がいいので、コスト増よりも売り上げ増に目が行くからです。
③景気が悪く、金利が高い時
今度はインフレ・金利高が続くと、景気が悪くなってきます。
その時はエネルギー株が上がります。
コモディティ価格が上がっていますし、景気後退になってもエネルギーの使用量はあんまり減らないからです。
④景気が弱く、金利が低い時
景気が実際に弱くなると、景気を刺激するために金利も下がってきます。
こういう局面では、公共株・通信・ヘルスケア・消費安定株(食品とか)に資金がシフトします。
景気や金利が上がろうが、下がろうが、必ずニーズがあるからですね。
どちらかというと逃避的な側面が強いです。
株式市場は半年~1年先を見て動く
その答えは間違いです。
たしかに足元は米国の金利が上がってきてて、景気はこれから悪くなりそうな気配です。
そうすると基本的にはエネルギー株を買え!ということだよね・・となります。
ただ株式市場の参加者はすでにそのことは織り込み済(それをすでに反映した株価になっている)です。
先読みした人々によってもう株価は上昇してしまってる、というわけですね(汗)
一歩先を行くことが大事になります。 つまり2022年7月時点で買うなら、「ヘルスケア・通信・食品」といった景気や金利に左右されにくい株を買うことが吉ということになります。
ただすでにヘルスケアや食品は5・6月から下げ止まったり、上げ始めてました。
つまりその投資は妙味はあるけども、一方でちょっと遅いかも(汗)ということになります。
今は、景気後退の先の、回復を読んで、買いのタイミングを計る時期
その答えは半分正しく、半分間違いです。
いままで買っていなくてこれから買うなら、たしかにハイテク・金融株だと思います。
ただその買うタイミング、早すぎても爆損しますので要注意!です。
というのも、景気後退の時こそハイテクや金利に弱い銘柄はやられるからです。
またハイテクや金融株などが下がりきってない間に先を見越しすぎて買っちゃうと、急落します。
もちろんそのリスクをとって買うことが、より大きな爆益をもたらすかもしれません。
私はそこまでリスクテイカーではないので、今は「見」(様子見)です。
正確には、年初に現金化して、ずーっと買うタイミングを計っています。
9・10月あたりが底?ただ一括購入はおススメしません!
現在の株価は割高感はだいぶ解消されていますが、割安になっているとまでは言えない状況です。
本当は夏場に暴落があると、買いやすいんですが、そこは読みずらいです。
暴落があればその後の9・10月が買いになります。 また暴落がなくても、株価反転の可能性はあるので、その時期ぐらいからちょこっと買いというのも手です。
景気反転・株価反転のタイミングはコチラにヒントを書いてますので、ご関心ある方はぜひ読んでみてくださいね。
株価が反転したときに一番伸びるのはハイテクだと思います。
ETFをやっている方はQQQなどがおススメですね。
まずは小額で練習することをおススメします!
ここまで読んでいただいてありがとうございます!
景気後退の時の株価の底のイメージがわきましたでしょうか?
ただ、どんなに勉強しても株式は実際に購入してみないと実感がわきません。
少額で練習をしてみて、慣れてきたら増やしていくことをおススメします。
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