この記事のまとめ
- インデックス投資であれば、日本株より米国株がおススメ
- 日本株を買うなら個別株
- 個別株の選び方①手触り感があるか、その商品・サービスはいいか
- 個別株の選び方②これから成長しそうか
- 個別株の選び方③割高か割安か
株式投資を始めようかな、、でも色々不安だな。
そういう人は多いと思います。かくいう私もそうでした。
仕事に追われ、資産運用する時間がない。。気が付くと40代は目の前に。
ただ、実際にはじめてみてわかったことは「なんでもっと早くやらなかったんだろう」ということでした。
そして試行錯誤を重ねてわかったのは、インデックスで置いておくなら「米国株」、個別株なら「日本株」がおススメということでした。
今回は、なぜ個別株なら「日本株」がおススメなのか、どうやって個別株でいい銘柄を探せばよいのか、について紹介していきます。
目次
インデックスなら日本株より米国株がおすすめ
はじめて株式投資をする人が、まず思い浮かべるのは、「日経平均」ではないでしょうか。
日経平均は、名前の通り日本を代表する225社の平均株価です。
もちろん日経平均から始めてもいいんですが、ぜひその前に下記のグラフを見てください。
グラフは日本の日経平均と同じ考え方で米国の代表企業30社の平均である「ダウ平均」の長期推移です。
実は1980年対比で日経平均は約4倍、それに対して米国・ダウ平均は37倍になっています。
米国株が伸びているのは、3つ理由があります。
ポイント
実はそうではありません。
「日本株」にはある特徴があり、「個別株」でチャレンジするなら、日本株をおススメしています。
「日本株」を買うなら「個別株」がおススメ
理由はシンプルで、あなたが「日本人」だからです(外国の方はすみません(汗))。
どういうことかというと、「どの会社を買うか」を考える際に一番大事なのは、①「その会社が手掛ける製品・サービスはほんとうにいいものか」だからです。
それを判断するには、、実際に使ってみる(家族でもよいですが)、いわゆる手触り感があることが大事です。
これは、やっぱり世界の投資家ではなく、日本に住む個人投資家が強みを発揮できる部分だとも思います。
そのうえで、②「製品・サービスが今後伸びそうか」、③「株価はそれを反映しているか(割高か割安か)」を見るべきです。
では順番にみていきましょう。
個別株の選び方①その製品・サービスはいいものか?手触り感はあるか?
証券会社の資料をみると、いろんな言葉が飛び交っています。
AIで新しいサービスを生み出す、、これからはグリーンの時代だ・・、ロボットにすべて置き換わっていく・・
もちろんこうした話題のある分野(テーマ株ともいわれます)は非常に魅力的に映ります。
ただ、こうした銘柄は、えてして割高だったりします。
また、冷静に考えてみると、AIはロボットはあくまで手段です。
大事なことは、それが本当にいいサービスなり製品を生み出すか、です。
それを判断するには、実際の会社の工場をみたり、社長やユーザーサイドの話を聞いたりして、その会社を評価する必要があります。
私も昔、アナリストをやっていた時にはそんなことを実際にしていました。
ただ、一般の皆さんはなかなかそんなチャンスはありません。個人的にはする必要もないと思っています。
なぜならそうしたところは機関投資家であり、証券会社のアナリストの得意分野だからです。
個人投資家にとっての得意分野は、「ほんとうにこの商品・サービスっていいよね!」と体感できる分野です。
米国の著名な投資家であるピーター・リンチはこう言っています。
ピーターリンチによれば、プロが吟味に吟味をかさねた銘柄よりも、奥さまがべた褒めしていたお店の銘柄の方が、株価の方が何倍も上昇してしまったそうです。
皆さんの身の周りで何気なく使っているもの、ついつい買ってしまうもの、を思い出してみてください。
それこそが機関投資家に先駆けて勝てる「チャンス」です。
個別株の選び方②
もちろんそれだけでは個別株で勝てるわけではありません。
どんなにいい商品をもっていても、その製品が広くいきわたり、さらなる成長が期待できないのであれば株価はなかなか上昇しません。
もちろん高い収益率が保たれていて高配当の企業はあり、配当金で安定収益という考え方はあります。
ただ株価の上昇を期待するのであれば、やはり大事なのは「成長」です。
「新しい商品がどんどん出てくる」「地元だけでサービスしてたけど、これから全国や世界に広がりそう。経営者がそういう戦略を持っている」
こんな企業かどうかというのを、ホームページやIR資料を見ながら、ぜひ考えてもらえればいいと思います。
個別株の選び方③割安か割高か
「いい商品をもっていて成長しそう」だけでは不十分です。
次に大事なのは、その会社の成長がすでに株価に織り込まれているか、織り込まれすぎているか(割高か)、それともこれからか(割安か)、を見極めることです。
割安感を示す指標としては、PBR(株価純資産倍率)、PER(株価収益率)などがあります。
それぞれ資産や収益に対してどれぐらいの株価になっているか、を示すものです。
こうした指標を同業の別の会社と比較して、割安な企業に着目していくというのは大事です。
繰り返しますが、ただ割安なだけではだめで、その中で「いい商品」を持っていて「成長しそう」というのが大事です。
個別株の難しさは「時間」とのたたかい
個別株の難しさは、いろいろあります。
個別株の善しあしだけではなく、日本全体、あるいは業種全体の影響も受けます。
個別株のなかでも小型株の場合、なかなか株価が上昇しなかったりします。
(だからこそ「割安」で放置されてたりするわけです)
こうした個別株が予想通り成長し、日の目をみると割安で放置されていた分、株価が一気に上昇します。
テンバガー(10倍株)といわれるものも、こうした銘柄から出てきます。
ただ日の目を見るまでには、時間がかかることがままあります。
(半年とかではなく、数年単位でかかる場合があります)
日々の株価の変動に左右されず、会社と自分を信じて待つことが大事です。
おすすめは「株価」ではなく「業績」と「ニュース」を見ることです。
期待通り成長している、いいと思った商品が日本や世界に広がっている、というがわかると、私はわくわくします。
日々の株価に一喜一憂せず、実際の会社がどうか、をみることで、株価が上昇するまでの我慢の時を過ごせるかが、個別株の成功のカギだと思います。
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ここまで株式投資の意義と、初めての人におすすめの投資方法をお伝えしました。
いかがでしょうか? 「株式投資やってみたい!」と思っていただいた方は、次に「いつからはじめよう?」となると思います。
これは非常に明確です。少額でもいいので、今すぐ始めましょう!
少額でもよいので「今すぐ」はじめるメリットは、「株に1日でも早くなれる」ことにあります。
株のメリットもデメリットも頭で理解するのと、自分のお金で体感するのは全然違います。
はっきり言えば、いくら本を読んだり、ブログを見ても、実体験には全くかないません。
実際にやってみて体感することで、「資産運用に本当の意味で慣れる」必要があるんです。
てみて、株価の変動を自分のお金で体感することが何より大事です。
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