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書籍紹介「貯金40万円が株式投資で4億円」に学ぶ

こんにちは、たりくんです。

株式投資をする上で参考になる(手元に置いておくとよい)おススメ書籍を紹介します。

ご紹介する書籍は「貯金40万円が株式投資で4億円です。

本書籍の著者である「かぶ1000」さんは、Twitterで17万人ものフォロワーがいる、日本株を主軸とする専業投資家です。

中学2年(1988年)から株式投資を始められたとのこと(!!) すごいですね・・

書籍はやや押し出しの強いタイトルですが💦、内容は非常に丁寧に運用手法が書かれていいて、バリュー投資家にとって本当に参考になります。

かぶ1000さんのお人柄(お会いした事があるわけではありませんが💦)が伺われる書籍になっています。 詳しくはぜひ書籍をお読みいたただければと思います!

このページでは、簡単に小職が「なるほど」と思ったところを紹介したいと思います。

目次

Point1 現在価値との「ギャップ」に投資

バリュー投資の基本は、その企業の現在価値対比でどれぐらい割安かで投資判断をするとのことです。

割安の判断はPBR(資産)とPER(収益)がありますが、かぶ1000さんはPBRの方をより重視されているのが特徴です。

PBRをただ使うのではなく、時価評価をした実質PBRに注目している点です。

手法として、換金性の高い流動資産から負債を引いた分が時価総額より高い株をネットネット株と呼び、対象企業を絞り込んでいるのが特徴です。

こちらを読んで、かぶ1000さんは資本家の面と銀行家の側面もあるのだな、、と思いました。

銀行は何より潰れた時の資産確保を重視しますし、債券家が確保した残りを資本家である株主で分配します。

ようはつぶれてしまっても100%資産を確保できる安全な企業に投資しているからです。

Point2 レンジやローソク足で底を「見抜く」

株価が長期でレンジ推移している株も対象です。

株価の下限に近づけば買い、上限に近づけば売れるからです。

現実には、景気動向や企業業績より半年先をいくのが株価の特徴である点が株のむずかしいところです。

ただ、上記で癖を見抜けば、そのリスクをある程度回避できるようです。

ローソク足もポイントで、下がりつづけている株も、だんだん下げ幅が小さくなってくる(ローソク足が短くなる)そうです。

投資家も売り尽くして悪材料がでても動かなくなった時が底ということです。

Point3 四季報を有効活用(PER×PBRが5倍以下の会社を狙う)

縦軸(過去に遡って一つの会社をみる)と横軸(すべての銘柄を比較する)でみるのがポイントです。

横軸で比較するのはPER、PBR、自己資本比率、設備投資です。

PER✖️PBRが5以下が割安株と評価しています。 自己資本比率は安全性、設備投資は減価償却後も使えるものかで判断するそうです。

縦軸は株価の長期トレントなどに加え株主構成、その変化に注目です。

経営陣の売却は要注意です。一番会社を知っている人が逃げた可能性があります。

また外国人持株比率も大事で、悪い時は売り、いい時は買うからです。

その分振れ幅がおおきく、チャンスとのことです

Point4 様々な示唆が書籍に詰め込まれている

それ以外にも様々な示唆がありました・・・。

・銘柄調査に時間をかけれないから増やしすぎない(初心者は5銘柄まで

・業種を広げる(特定業種のリスクは避ける

・保有銘柄のランキングをしてみなおす

・3年後までに株価が戻るかが見極めのポイント

・優待株は最低単元でもつ

・超優良株をショックの際に急落した場面でフェアバリューで買う

いかがでしょうか。本当に具体的で示唆にとむ話が多いと私は感じました。

実際の書籍は事例やご自身の経験を含めて書かれていて、非常に示唆に富みます。

バリュー投資家はぜひぜひ購入とご一読をおススメします!

ただ、書籍を読んで納得しても、株式投資を始めなければ意味がありません(当たり前ですけども・・)

いい書籍を手元に置いて、まずは小額でよいので初めてみて、株価の変動を自分のお金で体感することが何より大事です。

今は本当にいい時代で、証券会社によっては「0円」で株取引が始められます

たとえば、LINE証券では、クイズに答えると、4,000円分の株がもらえます。すごいですね・・。

LINE証券で4000円分の株式を無料でもらう方法(投資初心者向け)

ぜひ、書籍をよんで、「これはやるべき!」とおもったら、まず今から始めてみることを強くおススメします。

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