2022年6月も厳しい投資環境が続きました。
月初の回復期待があったものの、ブルトラップ(一時的に戻すけども、また下方トレンドに戻ってしまう)でしたね(汗)。
たりくんのポートフォリオは引き続きインデックスをアウトパフォーム中です!
さっそく今月の運用状況と、現在のポートフォリオを見てみましょう。
2022年6月末のポートフォリオまとめ
- 6月もたりくんポートフォリオはアウトパフォームを継続
- 米株を一部売却し円転。現金比率を高め、今後の円高・株安に備え
- いつから買い始めるか、6月のQT影響見定めてからでも遅くない
目次
6月の実績は年初比△4.8%だが、インデックスをアウトパフォーム
まずは2022年6月末時点の実績ですが、年初来では▲4.8%でした。
かなりキャッシュ比率を高めにしてますが、暗号資産の低下が効きましたね(汗)
それでも主要なインデックスを超える運用成績(≒アウトパフォーム)ができました。
・たりくん(年初比▲4.8%) ・日本:日経平均(同▲11.5%) ・米国:SP500(同▲6.5%) ・米国:ナスダック100(同▲17.6%) (※)円換算しています
グラフで見るとこんな感じです
2022年6月末のポートフォリオ:インデックス7割強(米国・世界が拮抗)
現在のポートフォリオはインデックスが75%、個別株が19%、仮想通貨6%です。キャッシュ比率は57%です。
インデックス7割、個別株1.5割、仮想通貨1.5割をイメージしたのですが、仮想通貨が下がった分ウェイトが変わりましたね(汗)。
通貨が110円台前半の時にドル転して米株を買ってたのですが、130円台に入ってから、そろそろ反転かな・・と思ったので、米株売却・円転をしました。
ただ1ドル=135円はやや想定外でした(汗)
2022年7月以降の運用戦略:様子見継続、景気後退リスクをチェック
今後の戦略を整理しましょう。まずはこの先1年のたりくんのベースシナリオです。
タイミングが早まるかもですが、2023年初から米景気後退するとみてます。
株価は経験上その少し前に暴落するので、2022年半ば以降が要警戒です。
大事なのは、米景気後退が強く意識されると、株安だけでなく米金利も低下します。つまりドル安です。
これはかなり危険で、「米株安×ドル安=ダブルパンチ」ということです。
この読みがおそらく最大の今年のテーマです。
いつ買い始めるか。
暴落したらちょい買いを開始します。株価が再び戻るタイミングを読むは読みずらいですが、9月が底かもしれません。
伝説の投資家ラリーウィリアムズはサイクル論者ですが、2022年は反転のタイミング、月次では10月から上昇ということです。
そのラリーは最近6月が底といっているそうですが(汗)
ただ、インフレがまだ落ち着いてきてない、また景気もそこそこ強いことを考えると、秋(9月)まではハイペースの利上げではないか・・・とみています。
株価の底は前後2~3か月のずれがあるので、割高感はもう解消されていることを考えれば、たしかに今月からちょい買い始めてもいいぐらいです。
7月の注目イベント:買うなら下旬だが・・
7月FOMCは経済指標は雇用統計とCPIに注目。
物価は下がる兆しがでるか、それとも雇用が悪くなったのかが大事です。
また7月FOMCは75bp。その後の注目は下記です
(なお、FOMCなにそれ?という方は、「(初心者向け)FOMCの注目ポイントは?」を見てください)
・7月8日 米・雇用統計
・7月13日 米・CPI
・7月15日 米・小売売上高
・7月15日 米・ミシガン大消費者信頼感指数
・7月26・27日 米・FOMC
・7月28日 米GDP
・その他① コロナ(中国のゼロコロナ政策は維持可能か?)
・その他② ロシア・ウクライナ情勢(紛争継続?石油は高止まり?)
・その他③ アノマリー(5-9月は売り)
先行きを読む上で米国の経済指標はかなーり大事です。特に物価と消費関係。
CPIが週半ばに出ますので、こちらがコンセンサスを下回るかどうか。
あとは、物価上昇で消費が減速しないか。
消費マインドもチェックしましょう。