2022年10月は米株が反転!
原因は利上げペース減速期待と7~9月期決算が思ったより良かったことです。
たりくんのポートフォリオも6か月ぶりに年初来高値を更新しました!!長かった・・
さっそく先月の運用状況と、現在のポートフォリオを見てみましょう。
2022年10月末のポートフォリオまとめ
- 2022年10月は12日を底に反転。底堅い決算と利上げ減速期待が高まる
- たりくんポートフォリオは年初来高値を更新!
- 景気後退ヘッジでゴールド、円高ヘッジでレバナスを試し買い
- キャッシュ比率はまだ5割超。本格投資は景気後退してからでも遅くない
目次
10月の実績は前月比+2.6%。年初来高値を更新!
まずは2022年10月末時点の実績ですが、前月比+2.6%、年初来では+0.5%でした。
慎重な運用をしたものの、米株や仮想通貨の回復が後押しし、年初来高値を更新しました。
キャッシュ比率は高め(60%→55%)。慎重にちょい買いを続けています。
利上げ減速期待が高まったこと、7~9月期決算が思ったことが要因です。
ただ決算がいいのは短期的にプラスですが、言い換え得れば業績悪化が先送りされたのかな・・とみています。
インデックスの動きをみると、SP500が急回復しました。
まだボラが高い局面が続くので、慌てず下げたところで少しずつ買っていけばいいかな・・と思っています。
・たりくん(年初比+0.5%)
・日本:日経平均(同▲5.8%)
・米国:SP500(同+4.9%)
・米国:ナスダック100(同▲9.7%)
2022年10月末のポートフォリオ:インデックス7割強、現金比率55%
現在のポートフォリオはインデックスが65%、個別株が22%、仮想通貨11%、ゴールドが2%です。
インデックス8割、個別株1割、仮想通貨1割をイメージしていましたが、ちょっとインデックスが落ちました。
現在は将来の本格投資のターゲットを探るべく、ちょい買いで試しています。
具体的にちょい買いしたのは・・①ゴールド(景気悪化への備え)、②レバナス(円高に備えつつ今後の株高を取り込む)、③テスラ(将来GMに代わる可能性)、④インド株(脱中国)などです。
実は結構怖いと思っているのは、円高反転の動きです。
これから米国景気後退が来て、利上げも一服すると起きるのは、ドル高一辺倒からの揺り戻しの動きではないか、と考えています。
1ドル=150円まで行った円安ドル高が、1ドル=130円ぐらいに戻しても、資産は2割弱減少します。。
なので、為替ヘッジ商品もこれからは選択肢かな・・と考えています。
とはいえキャッシュ比率は55%。かなり高めを維持しています。
キャッシュの内訳も円建を増やしています。
11月の注目イベント:FOMCと物価・雇用統計に注目!
経済指標は雇用統計(11/4)とCPI(11/10)に注目です。
現在はイケイケですが、
・雇用が良い→インフレが続く→利上げ加速→株安
・雇用が悪い→インフレ鈍化→株高
雇用が悪いほど株価はよく反応する市場です。
ただ直近の動きは景気の底堅さ、雇用のひっ迫を示唆しています。
なので、雇用が良くて株価が下がるリスクは相応にあります。
(だからこそキャッシュ比率高めを維持しています)
イベントはFOMC、そして中間選挙です。
10月の株価の回復はFOMCメンバーがタカ派(株価を落とし、インフレを抑えようとする)動きにつながりかねないので、要注意です。
中間選挙は結果的にはそれほど影響しないかな・・とみています。
・11月1日(火) 米・ISM製造業
・11月2日(水) 米FOMC、米・ADP雇用統計
・11月3日(木)米・ISM非製造業
・11月4日(金)米・雇用統計(雇用者数、失業率、賃金)
・11月8日(火)米・中間選挙
・11月10日(木)米・CPI
・11月16日(水)米・小売売上高、鉱工業生産
・11月17日(木)米・フィラデルフィア連銀景況指数
・11月24日(木)FOMC議事録
・11月30日(水)コンファレンスボード消費者信頼感、ADP雇用統計
・その他① COP27(気候変動対応の中で国家間対立が先鋭化するか)
・その他② アノマリー(11月~5月は買いの季節)
秋口以降の株価上昇に備えて、今から準備しましょう!
株価の上昇は読みにくいところがあります。
今の見立ては「秋はまだ売り」ですが、物価下落の動きがあれば、「買い」にシフトする可能性ありです。
「株が上がってから、口座作って買えばいいや・・・」と思っていたら、間に合いません。
株価上昇に備えて、早めに株を買う準備をしましょう。
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株トレなんかもありますが、「自分の株」でやると本気度・学びの質が全然違いますよ!