不動産のヒント

初心者のための理想の一戸建ての探し方・見つけ方

目次

理想の一戸建てを探しは初心者にはハードルが高そう。。でも、実は見つけるためのヒントがあります

賃貸マンションに住んでいるけど、子供も生まれたしそろそろ自分の家と呼べるものが欲しい。

賃料を払うぐらいだったら、購入してしまったほうが色々お得なんじゃないか。。

購入するにしてもマンションはなんだか高いし、広さがとれる一戸建てにしようかな。。

そんなことを考える人は本当に多いと思います。ただ実際に一戸建てを探すとなると、本当にいろんな要素があって、決めるのが難しい。。

勇気を出して、不動産屋さんにいってみたり、展示場に行ってみたけど、それぞれみんな言うことが違って、どれが正しいのかわからない。。

そんな悩みを抱えている人は多いと思います。

実はかくいう私もそんな一人で紆余曲折をしていましたが、様々な書籍を読んで、いろんな業者を巡り、たくさんの物件に出会うことで最終的なゴールが絞られていきました

一戸建てを購入した人は大なり小なりこうしたプロセスを踏んでいるのですが、以外と理想の家の探し方、見つけ方を体系的に教えてくれるサイトはあまりないです。

理由は2つあり、一つは業者がやっているものは、最終的には自社の製品・サービスがベストになるようになってしまっているためです。

もう一つは実は理想の一戸建てに正解はないためです。それは一人ひとり求めるものが違うからです。

ただ、正解ではなくても、それを見つけるためのヒントはあります

そのヒントを紹介していきましょう。

初心者はまず分譲住宅をみて、家探しに必要な要素を知ろう

一戸建てといっても注文住宅(自分で家の形を決めて注文するタイプ)と分譲住宅(建売住宅とも言います。業者が家の形を決めて建てるタイプあるいはすでに建築済のタイプ)があります

自分の理想の家のイメージを明確に持っている人は注文住宅が良いと思いますが、本ホームページでは初心者を対象としています。

ただ、初心者はそもそもどんな家にしたいのかがわからない、家を見る上でのポイントもわからないと思いますので、分譲住宅をみることで必要な要素を知りましょう

「いい家」の条件はなにか?

そもそも理想の家、「いい家」の条件は何でしょうか?きれいな外観、素敵なリビング、広いお庭・・・、そんなイメージがわいてくるかもしれません

全て大事な要素ですが、「いい家」のポイントは、大きく分けると5つです

①利便性(駅から近いか、会社から近いか、スーパーは近くにあるか・・)

②安全性(地震に強いか、台風や洪水に強いか・・)

③快適性(断熱性・気密性が高いか、年中快適に過ごせるか・・)

④見た目(外観や内観は自分の感性に合っているか・・)

⑤間取り(収納は広いか、キッチンは広いか、玄関は広いか・・)

①利便性や②安全性は、その家がある場所、つまり土地で決まってきます。つまり「いい家」の条件は「いい土地」が結構大事ということです。

②安全性や③快適性は、その家を作るための材料(木材、断熱材、工法など)で決まってきます。ハウスメーカーや施工業者の腕の見せ所でもあります。

④見た目は、まさにハウスメーカーのデザイナーセンスによるところが大きいです。

⑤間取りは、注文住宅の場合は自分で決めれますが、分譲住宅の場合はすでに家ができているので、それを見て決めるということになります。

実は見逃されがちなのは、③快適性です。おうちを決めるときに①利便性は必ず確認しますし、②安全性も地震に強いかとかは皆さん見ることが多いです。また④見た目や⑤間取りも当然買う人するでしょう。

ただし③快適性については、ハウスメーカーならどこも一緒と思いがちですが全く違います。日々の生活を考えると、「いつでもあったかいか」というのは非常に重要ですし、年中快適な家というのは断熱性や気密性が高くて、冷暖房費も安くなったり、カビとかも生えにくい特徴があります。

「いい家」を考える際は、③快適性に注意しましょう。そのポイントは断熱性や気密性ですが、実はQ値、UA値、C値をみれば、③快適性の観点で「いい家」になりそうかはある程度分かります。以下のページなども参考にしてみてください。

①Q値とは?UA値とは?C値とは?いい住宅を数値で確認しよう

②Q値、UA値、C値ハウスメーカ―比較ランキング

こうした住宅を数値で評価する際の見方については、意外といい本が少ないのですが、「トクする家づくり、損する家づくり」という本は、実例なども踏まえてわかりやすくまとまっています。住宅購入を検討している方は参考にしてみてもよいでしょう。

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