たりくんの運用実績 株式投資のヒント

たりくんのポートフォリオ(21年12月末)米国株シフト・キャッシュは厚め。理由は?

あけましておめでとうございます。

2021年の皆さんと投資成績はどうでしたか??

私の場合、2021年は日本株から米国株にポートフォリオの中のウェイトをかなりシフトした年でした。

米国の評価があがったというのもありますが、どちらかといえば日本の評価が下がりました(汗)

ただ、結果として昨年は米国株の利益を享受できましたし、将来を考えてもいい選択だったと自負しています

さて、さっそく現在のポートフォリオを見てみましょう。

2021年12月末のポートフォリオのまとめ

  • インデックス7割、個別株3割。インデックスはほぼ米国株(QQQ、VOO、VTI、VIG)
  • 個別株はアフターコロナ銘柄と将来期待銘柄。日本株は10→3まで減らした
  • 2022年はインデックスのウェイトをさらに増やしたい。

目次

2021年12月末のポートフォリオ:インデックス7割、米国中心にシフト

現在のポートフォリオはインデックスが7割、個別株が3割です

あとはちょっとだけ暗号資産(仮想通貨)を持ってますね。理由はあとでふれています。

2021年初と比べると、日本の個別株のウエイトをかなり減らし、米国株のインデックスの厚みが増しました

2021年末にウェイト調整もしたので、一応予定通りですが、2022年はもうすこし個別株のウェイトを落としたいなーと考えています。

なんで個別株のウェイトを落とすの?

まずそもそもなぜ個別株を買うのか、なのですが、個別株で個人が勝てる理由があるとすれば、2つと考えています

私が持っている個別株も、基本はこの2つのロジックで説明できる銘柄です。

一つは、人と違う情報を持っていることです。

プロは決算分析・経営者ヒアリング・同業他社比較などをして評価しています。

もちろん個人も最低限みないといけませんが、決算分析で勝負するのはやっぱり厳しいです。

個人で差別化できるのは、「個人的に体感」している(あるいは家族など、周りの人が「体感している」)ことです。

その場合はやっぱり日本で商品やサービスを直接享受できることが大事ですね。

そうすると基本は日本株になります。一部日本でも体感できるグローバル企業というのはあります。

私の場合、日本の評価が下がってしまったのと、本業が忙しくて調べる時間があまりとれないので、ウェイトを減らしました

もう一つはテーマ株で、そのテーマがインデックスで買えない場合です。

わかりやすい例としては、アフターコロナ銘柄です。旅行とか外食とかですね。

難しいのは織り込んでしまったのか、まだ織り込み切っていない(上昇チャンスがあるか)です。

時間が限られる兼業投資家は、テーマが決まっていれば別ですが、あんまり勝負しない方がいいかな・・と思っています。

2021年12月末の保有インデックス:VIG(増配株インデックス)のウェイトを増やす

インデックスは世界株と米国株です。

世界株(VT)は昔からの継続保有銘柄です。

世界株に占める米国株のウェイトはかなり高いので(汗)、分散を図るなら本来はアジアインデックスとかの方がいいんですが、「がちほ」です。

米国株は現在4銘柄(QQQ、VOO、VTI、VIG)で運用中です。

リスク選好度が高いQQQ(ナスダックのハイテク銘柄中心)、運用のベースとしてVOO(S&P500)、VTI(米国株全体)を中心に運用してました。

今年は米金利が上昇する可能性が結構あるので、VIG(配当増額銘柄)も買い増し、リスクヘッジも図っています。

ちなみに日本株・インデックスは保有していません。

もともと日本が成長に乏しいというのはあるのですが、証券投資にフレンドリーでない政策が当面続きそうだ、というのが理由です。

既に日本は成熟国なので英国型にシフト(投資で儲ける)しないといけないんですが、やや逆行しているようにも見受けられます。

割安で放置されている企業はあると思うんですが、お金が流れてこないのであれば、放置され続けるだけなので・・。

今後スタンスが変わってきたら再考しますが、あんまり期待していません。

暴落したら、米国株を買い増すのでその時にしようかな・・と思っています。

今後の投資戦略:暴落・急落リスクあるが、それは買い増しチャンス

先ほど書きましたが、個人的には2022年は暴落リスクがある年とみています

インフレで、米国で金利が急上昇、仮想通貨と株価が急落というシナリオです。

暴落まではいかなくとも、市場の思惑で、一時的に急落はあるかもしれません。

ただその時こそチャンスと見ています

これは私の視点ですが、インフレは長くは続かない(年前半は高止まりしても、年後半には落ち着いてくる)とみているからです。

だからこそ、株式市場が総悲観になった時、冷静に買い増しできるかが試されそうだな、と思います。

また暴落時は仮想通貨(暗号資産)の方が反応が早く、その低下幅も大きいです。

先行指標になるということです。だからこそ保有しています。NFT用にも活用しています。

その時の下落幅は大きいのでウェイトは低めにしています。

仮想通貨(暗号資産)も暴落時こそがチャンスです。

ということで、2021年末時点でキャッシュポジションはかなり多めにしています(フルポジ→3割)。

2022年初にもう少しキャッシュの比率を増やして、しばらく様子を見たいと思います

今年も冷静に、楽しみながら、市場と向き合っていきたいと思います。

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